10月19日に、日ごろの業務を通して感じていることを洗い出し、当局に対してユース部独自要求書を提出しました。その中で、早急な被服ガイドライン策定というユース部の要求を受け、当局が策定期限を明確に示したことはユース部にとって、大きな一歩となりました。
◆ ユース部独自要求書内容 ◆
1. 若手職員の心のケアについて
住民ニーズの多様化に伴い、職員の業務は広範囲かつ高い知識が必要とされ、特に若手職員の負担が重くなっています。このような状況を鑑み、次のとおり要求します。
① 職員(特にユース部員)の業務負担軽減、長時間労働慣行の是正を目的として、すべての事業を対象に、廃止又は軽減を検討し、業務量の適正化を図ること。
② 新たな定員適正化計画の運用に当たっては、年度途中であっても病気休暇・育児休業による正規職員の人員減や突発的な業務量の増加等に配慮し、随時対応を図ること。
③ 新採用職員の病気休職者、経験年数の少ない職員の離職等の発生経緯の調査し、結果を組合(ユース部)に示すこと。また、組織としてのメンタルヘルスケアの充実を図ること。
④ 新採用職員の育成の中心を担うジョブコーチ制度の改善について、その在り方及び課題を整理し、改善を図ること。また、改善に当たっては、職員組合の意見を踏まえること。
⑤ 市役所別館・企業局庁舎内に臥床できる休憩室を設置するなど、職員がリラックスできる空間を確保すること。
⑥ 月一回の所属ノー残業デーについて、各所属長に実施を徹底させるとともに、改めて制度の周知徹底を図ること。
2. 被服のガイドラインの設定について
昨年度より事務服が廃止されたことに伴う被服基準について、現在、示されている「市民の目線を意識した服装」は、その判断を個人の主観に委ねているものであり、基準としてふさわしくないと考えます。
また、今後、「西口再開発ビル『ハピリン』のオープン」、「福井しあわせ元気国体の開催」、「北陸新幹線福井駅開業」を控え、イベントの増加が見込まれることを鑑み、次のとおり要求します。
① 被服のガイドラインについて、改訂のスケジュールを示すとともに、クールビズ期間及び市主催イベント期間の着用指針等を踏まえた具体的な方針を示すこと。また、作成に当たっては職員組合(ユース部を含む。)の意見を反映すること。
3. 職員人財の確保について
近年の公務員に対する賃下げの圧力、業務の煩雑化、多忙化により、公務労働者になることへの魅力が低下し、福井市政を担う優秀な職員の確保が困難になっています。よって、次のとおり若手職員の給与水準の改善を求めます。
① 魅力ある労働条件の確保、若手職員のやりがい、長期的な人員確保の必要性から、若手職員の給与水準の底上げを図ること。
② 優秀な人財を確保するため、採用前段階から、より身近な若手職員の活用を含めたリクルート活動の強化を図ること。 |