2016.11.11
ネットワーク支部
2016ふれあい保育園まつり(松本市)に参加
10月30日(土)に松本市で開催された『ふれあい保育園まつり』を見学しました。松本市では2000年に保育園民営化の提案がありましたが、保護者会の猛反対により、民営化は白紙になりました。その際、「市民アピールが大事なのではないか」ということで『ふれあい保育園まつり』を始め、今年で14回目を迎えるそうです。昨年の来場者は親子222組もあり、私たちが見学したときも、たくさんの親子連れが来場していました。会場には、人形劇やパネルシアター、絵本の読み聞かせ、手作りおもちゃ作り、子育て相談室などいろいろなブースがあり、スタンプラリーでは、手作りのメダルがプレゼントされていました。また、給食試食会場では、食物アレルギーや食育についてのパネルが、会場いっぱいに展示されていて、人気メニューのレシピも配布していました。さらに、今年は、初の試みで学校給食や学校施設、清掃・収集、土木などのブースも設け、それぞれの職場のパネル展示やスクリーン上映、体験コーナーなどを通しアピールを行っていました。私たちと同じ現場の仕事を体験しながら、親子が楽しそうに会場をまわっている姿は見ていて幸せな気持ちになりました。
私たちの職場はすでに民営化が進んでいます。しかし、私たちの職場の現状を知ってもらうために、このように市民に対してアピールをしていくことは大事なことではないでしょうか。